ここ一月ほど、義務感に駆られて更新を続けている私でありますが、適度な義務感と言うものは、むしろ生活にハリを与えると言うことに気づきました。
不規則な生活にリズムが生まれます。
昨日と今日でまったく違うことをしていても、日付が変わった頃には帰着する。
生き生きとしたリズムにおけるグルーヴポイントとでも言うべき、「クリン」と前に行く感覚のようなものであります。
今ぼんやりと、和太鼓をやったことがないのはなぜか考えておりました。
それから、パーカッションアンサンブルでも、構成上の長いユニゾンは別として、ドゥ・ドゥ・ンジャイエローズ的なアンサンブルをしたことがありません。
和太鼓もドゥ・ドゥも、聴いている限りでは、十分すぎるほど高揚させられますし、説得力のある音楽だと思います。
おそらく、長いバイト生活の中、あれもこれもやる時間は到底ひねり出せなかったので、優先順位的にやっていないだけと思いますが。
それなら、その優先順位はどこから来たか?
またもや、元も子もない結論ですが、好きな順、言い換えれば「ピンとくる」順であります。
この好みの傾向に関しては、ある方の説明が、我が意を得たり、だったのですが、
「違うことやってる人間が一つのことを作る」
これが面白いのであります。
これには様々な切り口での「違い」がありまして、担当楽器の違い、ポリリズム的相違、メロディーとバッキング、テーマと即興、果てはパーソナリティの違いまで・・・。
・・・こんな話になっているのは、リベルタンゴ関連の記事を書く為のウォーミング・アップなのですが・・・。
最終的に「語りえぬもの」へ向かうであろう音楽について語っていると言う、袋小路に陥りそうな予感も無きにしも非ず、であります。
それが、音楽的記事が少ない理由の一つでもあったりするのであります。