湯治に行っておったのですが、実は今回初めて温泉と言うものの魅力が分かりました。
というか、今までは風呂に入るという行為自体、私にとって大したウェイトを占めることでなかったのです。
いや正確には、先日のエントリにあります、21の夏の海外旅行を機に、であります。
それまでは、逆に大変清潔にしていなくては気の済まない性質でした。
むしろ、病的なほど、と言った方が良いかもしれません。
そういった傾向は小学校高学年から中学生の時分がMAXで(第二次性徴&思春期ですね)、21の夏にハタと消えました。
因みに、病的とはどのくらいかというと、①触るものが全て汚いような気がして(具体的にも抽象的にも)、②手を洗いまくる。③あかぎれができるくらい、です。
当時は言葉こそ知るはずもないのですが、今知っている言葉に当てはめると、「不浄」と言うことだったような気がします。
何をやっても不浄に繋がるというような。
それが、精神的な世界においても具体的な世界においても、全てが「不浄」に繋がっている、というような気がして仕方のないクールが不定周期でやってきて、いつのころからか「手を洗う」と言う行為でそれを禊いでいたのです。
思えば多感な時期に特有の、なんだか根拠のよく分からない、自分本位の、恣意的な、潔癖さ・正義感みたいなものかな~、と。
それが、日本的衛生感覚が全く通用しない土地を訪れたことによって、ふっと楽になったのです。
で、今となっては、体にっぷつぷつができるまで入浴しなくても私は一向に気にしませんが、悪臭を振りまいたりフケが落ちたりすると、周りの皆さんが不快に思われるかも知らん、その一点のみで何とか清潔を装っています(成功しているでしょうか?)。
なので、もともとお風呂に執着する性質でも無いところに、温泉にいくら効能などがあったとしても毎日入れるわけでも無し、というようなノリの悪い思いもあったりしたのでありますが・・・
温泉はいい。
昨日急に蒙が開けました。温泉は最高であります。なんでかは分かりません。
ひょっとして年齢?と思っています。
今までの性向がガラット変わるとき、それは、単純に年齢のなせる業があるような気がしています。
非常にみもふたもない結論ですが、「3年ごろし」みたいに、急に発動されるプログラムでもあるんじゃないですか?
・・・と言うわけで、昨日から入浴には執着しないが(そこは変わりようがありません)、温泉は大好きな男になりました。
ふう、何とか最初と最後が繋がりました。あぶなかったです。
ここ最近、書き始めると、本題とはなれていく方向にどんどん筆が進んでしまうので、困っています。
早く気づけばよいですが、大方書いてから、「あ、違う話になってもた」、と気づくと削除しまくらなくてはなりません。
今日は何とか軟着陸できたので、この辺で・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・継続は力けいぞくはちからけいぞ・・・・く・・・は・・ムニャムニャ・・・・・
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おんせん ばりすき
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ちなみにちゃんこも好きです。