今日は久々に、ラスティック・パンズの皆様にお会いしました。
月末の演奏会(残念ながらクローズドなのですが)で、一緒に演奏させていただくので、そのリハーサルです。
そこでは、コンガを叩いたのですが、最近ずっとメインで叩いているコンガは、実は僕のゴンボップス4425の中では、一番新しいものでして、元々メインにしていたものは、ここ数年眠っているのです。
なぜかと言うと調子が悪いからでして、それを説明するには、構造について述べないと分からないと思うので、遠回りします。
上から押さえつける鉄の輪っか(ラジペンのすぐ横に写っている部分:フープ)と、ラジペンが引っ張ってるのが皮の端っこなんですが、皮がグリっと裏返されてフープの内側に出てきているのがお分かりでしょうか。
その裏返された中には、これまた鉄のリングが挟み込まれておりまして、裏返された皮をフープで下へ抑えつけて、太鼓の張力を得るわけです。
で、何が調子悪かったかに話を戻しますと、経年劣化により、皮の内側に仕込んであるリングが歪んできてるんですね。
これにより、フープとがっちりかみ合わなくなり、一方が脱落しやすくなってしまいました。
こうなると、皮を締め上げられなくなって、適正な音が出ません。
そうこうしてるうちに、新しい方がどんどんエエ感じになっていって、最近は3本とか使うこともなくなりましたから、放置してしまっておりました。
しかし、今日はその重い腰を上げ、調整しなおしてるところです。
まず出掛けに、昨日の残り湯に、ザブンとリングが内包された皮を放り込んでおきます。
そして帰ってきて、水をたっぷり含んで軟らかくなっている皮をもう一度張りなおしました。
その際、一応リングはどの方向にあつらえるのが最も芳しいか、試行錯誤はしてみましたが、気休めのような気も…。
やっぱり、中のリングが大分歪んでいるので、根本的な解決には・・・、ね・・・。
これでまた、脱落するようなら、リング自体をどうにかせんといけません。
できれば、それは勘弁こうむりたい…。
といったことがありました。