ふう、危ない。
昨日は不測の事態によりエントリが出来ず、本日は録音の仕事のため、割と早くから出ていたので、あわや更新できずか?と言うところでしたが、日付が変わるまでに、「あ」とだけでも書いておけば記事を保存できるので、カレンダー上は毎日アップが可能なのであります。
と、いつものようにボヤキからスタートで恐縮にございます。
それで、ひょっとしたら周知の事かも分かりませんが、私全く知りませんで、本日の「有難う、浜村○です」にて、聞きかじった情報に「!?」となりましたので、車事情の小ネタをば一つ、エントリする次第であります。
阪神高速の料金体系が、平成20年をめどに距離制になる ようで・・・。
しかし、この情報を調べるにあたり、それに先んじて「2008年度から、首都高・阪神高速利用者のETC義務化 」が、国土交通省によって目論まれていたようですね。
リンクのソースが2006年(因みに新聞系のサイトの当該記事はアクセスできませんでした)、古いものでは2004年に取り上げているものがありましたが、阪神高速のサイトには「ETC義務化」の記述が無いので、その後巻き起こった(らしい)猛反発をかわす形で、表現を「距離制」に変えたのでしょうか?
とは言え、阪神高速HPの記述にもありますように、料金所での混雑緩和(&恐らく内心は人件費削減)が、一つの理由となっている以上、ETC搭載車でないと意味がないわけでして、ほぼ義務化を促すものだと思うのですが・・・。
実際に距離割引なる、ETC社会実験と言うのが行われているようですし。
もう一つの移行する理由、「利用客の実際の高速使用距離の不公平をなくすため」というのも、よく分からないのですが、私は懐具合と危急度によって高速を使うか・使いまいか、判断するのですが、「公平・不公平」と言うのは重要な事でしょうか?
裕福な方は、近かろうが・遠かろうが利用されるでしょうし、その反対に位置する私は、お得感を得られる距離でしか利用しません。
そんなささやかな、節約する幸せを奪われるのが、どうにも解せんのですが、これは個人的に過ぎるのでしょうか。
一億総中流とはいつのお話だったか、一握りのお金持ちと大勢の貧乏人、と言う方向にどんどん進んでいっているのは、好景気がどうのと言っても、一般市民には実感がないということからも明らかと思うのですが、資本が大きければ回収のチャンスも多いと言うのは明らかでして、してみると、公平なんて端からあるはずもないと思っておりますが、おっと、これ以上展開するほどの力量は私にはないようです。
結局のところ、ほぼあちら側の理由によって行われるであろう料金体系の変更について、あたかも、「消費者のためを思って」的に、「公平・不公平」と言うような価値観を持ち出してくるところが、胡散臭いと思うのでありまして、本当に公平を謳うのであれば、全ての車にETC車載機を支給してからにして頂きたい。それがなければ利用する事すら出来ないのであれば。
「いわゆる」公平なんて、本来的にはありえない。しかしながら、何がしかの行為をする機会・可能性は(それをする事が出来ない人々にも)与えられている、それを「公平」と呼ぶのではないか、などと思ってみたのであります。