北摂地域が出自のとある金融機関に用事をしにいったところ、北摂地域を紹介するヴィデオが待合で流れておりました。
因みに、北摂地域とは、
大阪府の北側、淀川右岸から大阪市西淀川区、淀川区、東淀川区の3区を除いた、豊中市、池田市、箕面市、吹田市、摂津市、茨城氏、高槻市、豊能郡豊野町、豊能郡能勢町、三島郡島本町の10市町を指す。
引用元:ウィキペディア
このように、北摂といっても非常に広大な範囲になるのですが、現大阪市は中津⇔妙見山と続く能勢街道を通って様々な物資がやり取りされたと言う事です。
で、その能勢街道を通って流通していたものは、三白三黒(さんぱくさんぐろ)と呼ばれ、三白が・・・酒米・寒天・凍豆腐、三黒が粟・薪炭・黒牛。
つまりは街道筋の集落の特産品、ということでしょう。
私は関西にやってきて18年、北摂に住み始めて10年となりますが、現在では居・食・住についての流通はどんどん地域性を失っていますから、入植してきた私にとって実際に住んでいる地域の特色など、知らなくても生きていけてしまいます。
三白三黒という言葉も知らなかったのはもちろん、その中身(ひょっとすと、その他の各地方にも特産品の形・数を変えて、このようなくくり方があるのかな、なんて思いました)についてもさっぱり・・・。
と思って、身近な街を散策してみますと、老朽化甚だしい祠の縁起が、それから、普段何気に使っている町名、地名が古代史のビッグネームとかかわりがあったり、今は廃れてしまった産業をあらわすものであったり・・・。
自分のねぐらから半径1キロもあれば十分旅が出来るものだな~、と、実感したので「旅」カテゴリに投稿決定!
であります。