昨日のエントリの場所にて思い出した、小学生時代の遊び、ターザンロープについて。
普通、ターザンロープってのは、 (画像引用元:公園遊具博覧会)
こういうのを言います。
滑車付のロープにぶら下がって、ワイヤーを滑走するんですね。
が、私の田舎での私達、という、きわめて限定された界隈で、ターザン・ロープといえば、生命の危険と隣り合わせの遊びでした。
①春・或いは夏、自転車で程近いところにある、公営スキー場(リフトなし)の山に登りまして、とある断崖絶壁状の斜面(間違いなく落ちたらタダではすまない高さ)へ。
②斜面に対して、ほぼ直角に生えている大木にぶら下がっている蔓で、殆ど枝ぐらいにまで育っているものを探す。
③見つけたら、ぶら下がる様に下部を切り離す。
④木に確実に巻きついているか確認する。
⑤あとは思いっきり宙空に飛び出す。
最高の爽快感とスリルでしたね。
「最も危険なブランコ~下界を御通行中の皆さん、頭上注意ですよ!」
という感覚であります。
今となっては、実際の場所も、誰といったかも覚えておりませんが、中空に浮かんだときに目に映った景色だけは脳裏に焼きついております。
子供の頃から、基本、アウトドアは好んでやらなかった筈なのですが、特別な記憶だけは残っているようです。
ちゃんと田舎の子もしてたんやな~、とちょっと嬉しかった昼下がりでありました。
御注意:
決して真似をしないでください。
木の種類、蔓の種類など、ディティールの記憶が非常にあいまいです。
万一、独自に木村式ターザンロープを試みられ、その結果、重大な事故が起こったとしても、当方は一切の責任を負いません。
あらかじめ、御了承ください。