乗り越えど、乗り越えども雪景色、見上げれば曇天。

雪国の出身です。

冬に帰省すると車窓からの風景はこうです。
2006年某日。撮影:木村和人

ちなみに、車のフロントグラスからの風景です。空港から市街地まではこんな感じ。

市内の各小学校には小学校の名を冠した「○○アルプス」というごく小さな山(と言うか丘)があり、冬の体育の時間はもちろんスキー。

が、アルプスは直滑降なら2秒、斜滑降&ターンでゆっくり降りれば10秒弱くらいのものですので、スキーの時間の大半は校庭をぐるぐる回るのが主な内容です。

いきおい、平地滑走は非常に上手くなります。スケーティングと言うやつです。滑降用のスキーで延々平地を滑るのですが、片足ずつ交互にスキーを繰り出していきます。

いかに片足だけで滑る時間を長くするか、と言うのがスピードをだしつつ楽にすべるポイントです。

私は滑降はさほど得意ではありませんが、スキー場では、リフトに乗るまでは名スキーヤーのような滑りをします。

そして時には、小学校から自宅までスキーで帰ることもあります。

消雪・除雪技術の向上した現在では無理でしょうが・・・。

それはさて置き、スキー大会と言うものがありました。

我々の小学校はニュータウンにあり、ものの5分で田畑及び山々が広がり、みかんや柿、リンゴの木を沢山植えた果樹園や、段々畑、それから延々と続く田んぼの中をスケーティングで滑走します。

1時間くらい結構なスピードで滑り続けるのです。

木々をよけながらすり抜けるスリルとスピード。

たまらなく面白い1時間はあっという間に過ぎていきます(今の教育現場的には有り得ないだろうな~、危険すぎて)。

冬の半分以上は曇り空の土地柄で、日光を浴びない雪は白銀の世界ではなく、限りなく白に近い灰色です。

農家のすぐ脇を通り、

段々畑を乗り越え、

木々をすり抜ける。

最後のカーブはゆるい下り坂。

更にスピードを上げてゴールの広場へ!

「ドン!」

急に開けた視界には、天も地も皆が同じ色で飛び込んできて、奥行きしかない世界に投げ出された瞬間の快感!

おもろかったな~。

ず~っと田舎が嫌だったのが嘘のように、故郷のことが思い出される今日この頃です。


Pass the pulse!

2件のコメント

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    ええなあ!

    俺も死ぬ前に一度は両足をそろえて滑走したいもんだ。

  2. SECRET: 0
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    いやいや、死ぬ前といわず旅の途中でやってきなはれ!

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