原田知世さん、いつまでも若いですな~。

家ってのは住んでないと朽ちていくもので、使わないほうが使っているより痛むというのはなんだか不思議な気がしないでもないのですが、体も脳みそも楽器も自動車もバイクも包丁も、使わなければ鈍くなっていくことを考えると、何事も負荷を与える事は重要なのかもしれません。

何の話かと申しますと、広島は尾道市、坂道に連なる民家のたたずまいが観光の名所として名高いわけですが、空き家がどんどん増えて来ていて、中には廃墟になってしまったものも多いという話題をワイドショーでやっていたんですね。

そうそう、今日は「朝食とワイドショー」というカテゴリです。

昼とか夕方とかから、えっちらおっちら出かけていくスタイルの生活をしておりまして、朝昼兼用の食事をしながらワイドショーを見たときにネタがあれば拾うと。

そういうカテゴリです。

で、尾道。

大正から昭和にかけて作られた家々が軒を連ねているのですが、『時をかける少女』の舞台となった事によって、観光地としての地位を獲得したということですが、(正確な数字忘れましたが)100戸/600戸位が、既に空き家だそうです。

坂と階段だらけの地形ですから、確かにお年寄りには住みにくいと思われ・・・。

そこで、尾道市が出した対策として、

空き家バンク

なるものができたようです。

過疎と高齢化が進んだ地方では空き家増えていく事になり、逆に団塊の世代が退職に伴い、「田舎暮らし」を求めたりということで、つまりは、地域活性化の為に自治体が仕掛けた作戦のようで、何も尾道市に限らず全国的な試みのようです。

売りたい(貸したい)人がいて、移住したい人がいれば、それを自治体が紹介してあげるというシステム。

では何故、とくに尾道が取材対象になったのか・・・。

実はシステム自体はありながら、実際の売却(賃貸)物件の登録が0件だそうで・・・。

その理由が秀逸。

3つあった理由のうちの二つは、至極実利に基づくもの&ありそうなものだったので忘れましたが、そのうちの一つはなんと、

「一見さんお断り気質」!


知らない人には住んでほしくないという、この土地ならではの気質が成約(というかこの場合紹介すべき物件が無い!)を阻んでいると。

所詮TVが言ってただけなので実際のところがどうかは分かりかねますが、地元の方がそのように仰ってたところを見ると、そういう部分もあるのだろうと。

しかしながら、この理由が一番大きいものと思われ、システムはあれどもシステムを受け入れる土壌がないというか、いわば理論を感情が駆逐してしまっている典型的な例で、

「生理的にイヤ」

といってるのを外野がとやかく言えるようなものでは無いようで・・・。

自治体として過疎化を防ぐ事・移住者を招致すること、

文化財としての価値を見出して保存していく事、

観光地たる共同体としては今後を危惧している事、

しかし個々の所有者は、「一見さんお断り気質」を持つ共同体の一員として振舞う事。

特に3番目と4番目は同じ処から出ている真逆の行為というか欲求なので、何がエゴで何がそうでないのかとか、もう私にはさっぱり分りません。

時をかける少女ARTBOOK―山本二三と絵映舎の世界/山本 二三


Pass the pulse!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です