古都に右往左往。

数年ほど前まで、京都には年に数回ほどしか行く機会が無かったのですが、2年ほど前から増えだして、それに反比例して神戸が減って、人生色々です。

とは言え、神戸も全く無くなったわけではないので、京都が増えたことで、やっと、「関西で暗躍」しているといえるようになりました。

いや、ちがうか。
関西は三都物語のみにあらず。

しかし、ちょっと前までは、正確には「主に阪神地区で」、と書かねばならないところが、やっと、「主に京阪神で」といえるようになったかな、といった具合で、ぼちぼち奈良や滋賀行きも増えてきたので、ほぼ、「関西で」と行って差し支えなかろうかと思うのですが、和歌山が殆ど無いので、そこは微妙ですが、「まぁ、良し」としていただけますと、幸いです。

ところで、京都は碁盤の目、といわれますが、この理路整然とした街で頻繁に道に迷う僕がおりまして、それは一方通行の多さとか、そういうこととは関係なく、右に曲がっても左に曲がっても、家々の並び、空の見え方が同じように見えてしまうので、生来方向音痴の僕には、なれるのにもう少しかかる模様です。

実は、昨日も一昨日も京都へ赴きましたが、一昨日は往路、昨日は復路にて、明後日の方向へ突撃したのでして、僕においての方向音痴とはすなわち、理数系のセンスがゼロどころかマイナスであることに関係していると、堅く信じているのであります。

・・・と、ここまでは、昨日書いてその後展開が思いつかなかったので保存したエントリですが、今日は久々に録音に行ってきました。
木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。
ジャズの楽曲が多かったのですが、いつもの1/3位の音量でやりました。

モリモリ肉弾戦も好きですが、フェザータッチの「たゆたう系」もいい感じです。
別に、ジャズだから、と言うわけでなくて、ヘッドホンなしで耳でモニタリングしたので、他の方の音量に合わせたらそうなったのです。
ヘッドホンなし・・・と言うことは、クリックなし。
また、譜面なし、プレイバックなし、と、中々珍しいシチュエーションでした。

さて、これまた、次の展開が思いつかないのですが、そうそう、取り合えず、マグロの禁輸は阻止されたようで、めでたい。
僕が気に入らんのは、何でも自分基準を押し付けようとする白人根性ですね。
いや、白人だけちゃうか。

「自分基準を世界に押し付けようとする」が、実は世界基準と思うので、「謙譲の美徳」とか、「奥ゆかしさ」みたいなものを文化の特徴とする日本人には、やっぱり、この渡世は辛いざんす、と思うのであります。

…と、書いたのが昨日で、また、一日が過ぎております。

さて、明日、あさって、明々後日は電車移動なので、読書が進む予定です。

電車はすばらしい。
公共機関であると言うマナーさえ守っていれば、これほど時間の有効活用ができる、移動手段がありましょうか。

我が愛車は、まもなく12万キロの走行へと相成りまして、後輪が「ハ」の字に開いていく現象への対策も無い有様ですから、走れば走るほど、車の寿命が縮んでいってる状態です。

前の車が無知によるメンテナンス不足でお釈迦になりましたから、外観こそ汚くしてますが、オイル交換、エレメント交換等はまめに行い、タイヤもいいやつ履いてたので、この宣告はやっぱり悲しかったです。

車に詳しい方に聞いてみますと、7人乗りとは言え、常に7人乗っている状態とは想定していないと言うのが一つ。
現今の車の経年劣化の目安としての10万キロと言う距離が一つ。

このどちらかだけだったら、まだ愛車の寿命は延びたのでしょうが、機材を沢山積んで走るということで、両方の条件をクリアしちゃったんですね。

つうことは、とどのつまりが、僕がパーカッショニストであると言うことが、愛車に苦役を強いていると言うわけで、なんとも、生きていくのはままなりませんなぁ…。

ちゃうわ。
読書の話でした。
今回電車移動が続いたと言うことで、やっと、『坂之上の雲』の3巻に突入できました。
いや、おもしろい。

つくづく、明治維新と、それを担う人材を作った江戸時代っちゅうのはドエライな、と思うんです。
司馬遼太郎、という名前が、きっと難解なはず!という、イメージがあって(それに、続き物で長いし)、全く読んだことが無かったんですが、とても、読みやすく、分かりやすく、エエ感じです。

…と今日はここまでにしようかと思いますが、やっぱり余り展開しなさそうなので、取り合えずエントリしちゃいます。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎


Pass the pulse!

2件のコメント

  1. 今宵も良い酔い佐野ヨイヨイ

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    デェスカルガ・オオサカは一種のファミリーやね。
    昨夜のライヴも、ほんまに楽しかった!
    木村さんと高野さん、岡野さん、そして中島くん
    ……パーカッションのかけあいは、
    まさに〈会話〉ですね。
    うれしかったですわ。
    次のライヴが待ち遠しいです。
    またお会いしましょう!

    デェスカルガ・オオサカ宣伝部長拝

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    >今宵も良い酔い佐野ヨイヨイさん

    いつも有難うございます!
    今回もお気に召されたようで、ホッとしております。
    中島君のような、若く才能のある方とご一緒しますと、もっとがんばらなアカンな~、ときの引き締まる思いです。
    まだまだ頑張ります!

    さて、今日は年明けに加入することになった、また別のサルサバンドのリハーサルをしてきました。こちらも、良い感じですので、また、ライブがありましたら(あんまり無いみたいですけど)よろしくお願い致します!

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