昨日は計らずも20:30から爆睡してしまいました。
これが、木村和人がパパ木村と呼ばれるゆえんでもあるのですが・・・。
しかしながら、このブログを更新しなくてはならないというのは、今や深層心理にまで、半ば強迫観念のように忍び込んでおるようでありまして、夢の中にてシコシ当コブログを綴り、送信ボタンをクリック、そうして深い眠りに落ちていったのでありますが、恐る恐るPCを開いてみれば、案の定ニュー・エントリは存在しないのであります・・・。
そうした、夢の中での創作活動というものは、学生時代の論文書きのときなどでも、なかなかに出来の良いものが出てきたり、啓示のような言葉が降ってきていたりでありますが、所詮は同じ人間(私)の考えること、思い込みや早とちりに満ちていたことであろう、と思えるくらいの分別が付いたのは、人として少しは成長しているのでしょうか・・・。
・・・そして、日付を見れば1月も半ば、そろそろ確定申告について領収書などをまとめて行かなくてはならない時節がやってまいりました。
ひとえに音楽をするために、様々なアルバイトをしてきた私ですが、アルバイトにおける時間と収益の割合と音楽のそれとを反比例させるように、この十数年生きてきたものですが、それほど計算どおり人生を歩めるならば、もう少し胸を張って生きていられるのでしょうが・・・。
ということで、その様々にやってきた仕事を減らしていく段階で(すなわち転職するたび)、申告する所得は下がっていっているという、一般の社会人ではありえない曲線を描いている男であります。
また、そういった個人的な思惑のみで人生が進んでいくわけではないのは至極当たり前のことですので、がつがつお金を稼がなくてはいけないポイントも、これまた当たり前にあったわけでして、そんなときは、
「月・月・火・水・木・金・金」です。
体力勝負の仕事ばかり選んで働きゃ何とかなったものです。
ウイークデイは公共事業の、ほぼ土かた・孫請け会社で、いつ終わるとも知れない、広大な河川敷のセイタカアワダチソウをなぎ倒したり、コンクリートをドリルでハツリまくったりの苦力に徹し、土日は警備員、と言うような生活で、食事は肉・米・肉・米。
お金を稼ぎながらのフィットネスでウェイトも10キロ増です。
時には、淀川へお住まいの方を人数合わせの為にヘッドハンティングに行ったり、通勤通学中の方々の傍ら、高速で稼動する草刈機の粉砕した犬の糞を全身に浴びながらも美しい陽光に感謝したり、はたまた、ガラを満載した2tダンプで処理施設へ向かう途上の信号待ち、ふと目が合った、演説中(!)の衆議院議員選挙立候補者が昔の職場の後輩につき、「あら、なにしてんの?」等と、お互いの境遇を予想しあいつつ気まずい一時を過ごしたり・・・(急発進!)。
しかし、その頃は同年代のサラリーマンの給料をはるかに凌ぐ金額をたたき出しつつ、音楽に専念している現在は、はるかに凌がれている体たらくであります。
そう、すなわち、反比例したのは、私の中のアルバイト群と音楽の割合における比率ではなくて、同年代のサラリーマンの方々と私の収入の描く曲線の比率のようでして・・・。
が、が、が、しかし、やっとこさ下げ止まった感のある今日この頃、来年からの申告は、肩で風きり税務署へ参上したい、そう思った2007年1月19日であります。