当該記事の謎草を解明してきた件。

二個前のエントリが↓なんですけど、

ここに挙げた、消えたと思ってたけど、草の陰で復活してた、モスファンみたいな、ゼニゴケみたいな、半透明のゴニョゴニョしてるやつが、なんだったかなー、と言うのが気になってたわけです。
コレ↓
 
で、今日は寝屋川で仕事があったので、謎草の出所の、ナチュラさんにいって来ました。
 
で、店に入って開口一番、訪ねてみましたねん。
 
ほんだら、そこに説明文載せてるから見なはれ、と。
曰く(長いので割愛しますけど)…、
「サジラン属、シダ植物の前葉体」ですって。
 
むっちゃ、かいつまんで書くと、
 
誤ってヤワラゼニゴケの学名を付けて入荷してたりするが、成長点の違いからコケとは違うんですと。
 
塩基配列を調べたら、ウラボシ科サジラン属の前葉体だと判明したんですと。
 
普通のシダ植物の前葉体は短命だけど、サジラン属のんは、永続性があるものが知られているんですと。
 
因みに、日本でも見られるし、これは日本のやつ、と、マスターも言うてはりました。
 
因みに、ナチュラさんとこの複数本の水槽にはいたるところに、これが密生、群生してまして、うちのより、もっと細かくて縮れてます。
水質と灯りの違いだと思います。
いわゆるレイアウト…、的にはナチュラさんとこの草姿の方が使えそうです。
 
あ、今モスファン調べたら、
 
別名:ゼニゴケ.sp
 
ですって。
 
で、ゼニゴケ科ーゼニゴケ属で、学名がloxogramme sp.←チャームさん。
 
 
えー?
 
ナチュラさんとこに貼ってあった説明文では、ウラボシ科サジラン属で、学名がloxogramme sp.
 
学名一緒やん??
 
つうか、学名てそもそも何??
 
…をググったら、「種は生物の基本単位で…」とか、「属と小種名で表さねばならない…」とか、どんどん込み入って来たがな。
 
属?小種名?
 
…どんどん、闇の中へ。
 
要は生き物の分類は、下図の矢印の方に向かって、細かく特定されていくっちうわけですが、種の名前から調べると、属がわからなかったり、門がわからなかったり、サイトによって割愛してるのか、そもそも「一段飛び」みたいなシステムがあるのか、それもわからんす。

謎草が混同される「ヤワラゼニゴケ」は、

ゼニゴケ目>ヤワラゼニゴケ科>ヤワラゼニゴケ属>
ヤワラゼニゴケ(Monosolenium tenerum Griff.)
と読めるので、
 
和名:ヤワラゼニゴケ
学名:Monosolenium tenerum Griff.
 
てことかなー。
 
うーむ、私の調べれた範囲では、謎草は、
 
シダ植物門>ウラボシ科>サジラン属>loxogramme sp.
と言うことになるのですが、綱、目、が不明です。
あ、日本名も?
それか、DNA的にはシダとわかったけど、前葉体だから種まで特定できないってことか?
 
和名:サジラン属の(いずれかの)シダの前葉体
学名:loxogramme sp.
 
みたいなことかな〜。
腑に落ちて帰ってきたのに、何やよう判らんようになりました。
 
 
 
 
ま、えっか!!
 
 

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