タイトルのコピーが現地に書かれていたのは、会津地方の南端、下郷町にあります「塔のへつり」のことであります。
100万年をかけて、大川という川が浸食して出来た渓谷です。
「岪(へつり)」と言うのは、ざっと調べてみますと、
会津地方の方言で、
①危険な断崖、渓谷のこと。
②壁を伝って移動する
などという解説に行き当たりましたが、マシンガンみたいな機械(名前ド忘れしました)で道路を削る工事などをしたことのある私としましては、「はつる」、との音の類似が気になるのですが如何でしょう。
川の水が削って出来た地形だし。
因みに、具体的にはこんな感じ。
↓
つり橋を渡って、削られた岩間を歩く事ができます(した)。
(した)、としたのは、現在では風化が著しく、危険な為、つり橋を渡った付近しか通行ができないためです。
↓の画像の渓谷のくぼみ部分を、ずずいと、歩く事ができたわけです。
私が子どもの頃の記憶をたどりますと、奥へ奥へと歩いていきますと、随所に祠があったような気がします。
柵などはないので結構スリルもあった。
「東北一」も、あながち法螺ではないような気がします。
というか、つり橋から眺めるだけでも、圧巻の景色です。
私の写真では、というか、色々なHPを見ても、この「塔のへつり」については、実物に勝るものはないようです。
たいがいのものは、写真の方がよかったりするんですけどね・・・。
それでも、これなんかは、私の写真より美しく撮れていますので、興味がおありでしたら飛んでみてください。
因みに、とんだ先が旅館のHPだったりしますが、私は一切関わりがありません(念のため)。
故郷を愛する私にとっての、さざえ堂と並ぶ、お勧めスポットなのであります。