体長15〜6センチの大きさになっても、苔を啄み続け、他魚を虐めることのなかった、稀有なサイヤミさんが飛び出したのは、3週間ほど前…。
一度、換水時に飛び出したのを、むんずと救出してからというもの、水槽にはサイヤミさん飛び出し防護ネットを貼ったのですが、それでも僅かな隙間を狙ったのか、あの朝サイヤミさんは部屋の片隅で動かなくなっていたのです。
ほんとうに、良い個体だったので残念で仕方ありません。
ありがとう。
合掌。
…そして、サイヤミさんがいるときは、その働きを実感することが無かったのですが、いなくなってから、じわじわと黒ヒゲが増え出し、ついには木酢攻撃をせねばならぬことに。
木酢処置後↓
原液5秒、あるいは、スポイト噴射。
色んな人の話を聞くに、暴れたり、苔を喰わなくなったり、と言うのは、やはりあるのかな〜、とおもうので、後任のサイヤミさんをお迎えするのに、こんなにも時間が経ってしまったのですが、黒ヒゲの猛威から、何とか逃れようと、テイラーズへ。
というのも、あのサイヤミさんはテイラーズから来たので。
そこで、店員さんと話すと、やはり個体差についての言及があり、ここは、大きくなっても苔を食う…と言う、シルバー・フライングフォックスをお迎えしよう…ということになりました。
名前は…、うーん、やはり、サイヤミさん、と呼ぶことにします。
さて、前回までの状態はこう↓。
もはや、撤去できる岩は無いものと思っておましたが、アヌビアス 斑入りとブセの合間のこの岩、撤去出来んじゃねーの?と。
撤去!!
ほんなら、ピラミッドのあったところは、この通り、すかーん。
↓真ん前目線。
これは流石になんかで塞がんと大磯だだ漏れなので、石版状の石で堰き止め↓ました。
隙間は更に細かい石で…が定石ですが、クダガンを差し込んでみた。
それから、衝動的にナナプチを全撤去!!
更に植栽スペースを増やす。
ところで、最近デカボシのツムジが曲がって来てて、こりゃ、株分かれしてんな?
と思ってら、案の定だったので分割。
思えば、5株あったうちの生き残りの一株でしたが、よく持ち堪えました。
一年経っても斑入らなかった、Cry.フロリダサンセットにさよなら。
抜いた辺りに、株分け投下。
ドン!
ドン!
まだまだ、止まらんかったのですが、撮り忘れ等々あるので、使用前使用後(間違い探し的)画像で、足跡を勝手に辿ります。
青:コーヒーフォリアを左奥へ平行移動。
黄:ハスチフォリアをちょい手前へ。
緑:エイクホルニアsp.パンタナールをバックさせて、大型化を目指す。
紫:エレオカリスsp.モンテビデンシスを左に大移動。
さらにその他、ミクロソリウムのトライデントと本ナローがっつりトリミング。
アラグアイア・ミズマツバ、アマニア 海南島、パラナ・レインキー差し戻し。
ハイグロフィラ トリフロラといえば、水槽内でも季節の変化を感じて、春夏秋仕様に変態中。
冬仕様↓
現在の、シペルス・ヘルフェリーとヘランシウム・ボリビアヌム的、糸状後景細葉草の代わりとして、Cry.トンキネンシスを忍ばせたが、一向に動かないので、こやつが育てば諸々撤去のつもりです。
実はそれら、育成失敗したパンタナール・クィルウォートの後継草ですが、パンタナール・クィルウォートはおいそれと買える値段じゃないのよ…。
一株は植栽、一株は保険で浮かべてます。
で、最終的にこう。