257:発根!撤去!移動!

前回、前々回と、久々のRootsさん探訪からの草いじりの模様を記しましたが、あんなに立派に育っていたデカボシの株分けを失敗したのでした。
 
基底部を失ってしまったものもあり、あわや消失か…という予感もありながら、一縷の望みをかけて「浮かばせ養生」をしたのです。
 
すると!ハッコーーーーンヌ!(発根)

上掲写真は一週間後、そこから更に、この三倍くらいの根の長さを確認した私は、植えましたね。

気を良くした私、無残に小さくなった地植え組の養生もすることにしました。

一株、一株、復活を目指して。
この株は枯れた根の方が多いので、スカベンジャー達に掃除してもろて、真白根っこがモコモコになったら、また着地しましょう。
 
さて、ふと思い出しましたよ…。
なかなか高価な、ブセファランドラsp.ディープパープルが瀕死なことを。
他に、メタル・グリッターも瀕死だし、アキレスは消えた。
 
ディープ・パープルは一年以上かけて、こんなことになってしまった。

 

 

 

そうだ、自生地では浅瀬の急流で、岩にへばりつくようにして群生する、と聞いた記憶がある、と。

 

デカボシの復活は、排水パイぶの対角線上で、常に水流があったことと無縁ではあるまい。

やはり、流れは大事なのである。

 

以上を総合して、私が取った方法はこちら。

半ば水面から顔を出す葉もあるくらいの所に配置したスキスマトグロッティスsp.カユラピス。
その葉に寝そべるように引っ掛けて、養生&復活&繁茂を目指すのだ!
まずは、スキスマの堅い葉に着生しなさい!
何をおいても、根が動かんことには、どもならんが。
 
と、希望の夜明けにディープ・パープルを旅立たせた私は、次なる着想を実行に移すのである。
 
ビフォー

 

前回のエイクホルニアsp.パンタナールの大撤去を受け、行き場を失った老廃物たちは油膜となって水面を固め、そこに光合成の気泡が弾け消えることなく、漂う。
トリミングあるあるの、水面は気にしない。
 
 
私のやりたいことは、こうだ。

 

 

 

3つの青丸の一番右側に、遅すぎる、あまりにも成長の遅すぎる、エレオカリスsp.マタノという草がおる。

2019年3月にスラウェシ便でやってきた、野生草である。

一年と数ヶ月、全くと言っていいほど姿を変えずに、そこにおる。

 

これは、昨年の2月に、まーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーたく、為す術なく消えていった、オテリアメセンテリウム(マタノ湖産)へのオマージュとして導入された。

参考;103:記念受験@オテリア・メセンテリウム

   104:二日目の記念受験@オテリア・・・

   105:三日目の…

   106:四日目の…

   107:五日目の…

   108:六日目の…

   109:七日目の朝、不合格@オテリア・メセンテリウム

   118〜123:「メセンへのオマージュ」シリーズ

 

 

う〜ん、よ〜く見ると、2株に増えてんのん?

どっちにしても、ここにおっても這性ブセの邪魔になってるし、お互いにとってよろしくありませんやろ。

 

 

てことで、バッコン!!(抜根)

 

 

移動。

あら、いまだに石が埋まってました。

撤去・撤去。

余談ですが、レイアウトに使っていた、石類を抜きまくったら、ペーハーはええ感じです。

換水時のペーハーマイナス液入れたら、次の換水まで6.5あたりをキープしてくれるようになりました。

大磯水槽の割にええでしょ?

まー、一週間やそこらで調子上がるはずもないんでね、たまたまとは思うけど、この前出てきた新芽の根元に早くも新芽が。

 

これは、とんでもないことなんすよ。

だって、導入が2019/11/26。

そっから出た葉っぱがたったの3枚ですよ。

2ヶ月に1枚出るか出ないか?!

それが、あーた、その三枚目から1週間ほどでもういっちょくる、ってんだから。

 

まぁでも、嬉しくは、ある。

 

あ、ちなみに、このくらいの大株、養生中、しかも成長遅い、となると、枯死していく葉っぱを摘むことは私にはできんのですよ。

葉脈だけになって、いつか消えるまで置いとく傾向。

 

ハスチ案件おわり。

 

 

最後に、左の丸のこと。

つまりは、せっかく導入したアクアチカ・ナローが目立たない!!

 

理由は簡単、姿はずいぶん違えど、同じ細葉でロゼットのシペルス・へルフェリーが、ライトグリーンだから!!

しかも、あーた、アジアの草だろが。

ここは、アフリカ・南米エリアですさかい、撤去させてもらいます〜。

 

で、こう。

でも、まあ、アクアチカ・ナローの形状からいって、背面を隠してくれることは無いだろうから、そこは、ちょっとペンディングで。

 

最終的に、こうなりました。

背面・側面が草で覆われるの待ち、の水槽です。

 

あ、全て終わって思いついたことが。

こやつを、ストック水槽から本水槽へ戻すことにしました。

ストック水槽はCO2無添加なので、葉ぶりも小さく、この草の最大の特徴も出ておりませんが、強烈に丈夫なやつなので、直ぐに本来の姿に戻るでありましょう。

 

次の更新(…う〜ん、一週間後かな?)では、こやつがモコってる姿をお見せできるかと存じます。

 

ではまた。

 

 


Pass the pulse!

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です