すごい得物を持っていても、それを操るのは人間であります。
いや、近未来的に、コンピューターらしきものが全てをまかなうようになって、人手が要らなくなったとしても、機材、或いはコンピューター自身を操るのに必要なものがあります。
燃料であります。
彼はアブラ(アラブではないです)がほしいのです。
起死回生(にはならないと思いますが)のサヨナラ打を放つためには、現在のアブラ事情では到底無理だったのです。
だから、得物をちらつかせることはできましたが、ほっときゃ何もできなかったのです。チームとしては。
ひょっとすると、もはや使っていないであろう不動産を担保に飲み込んだ条件は、無数の悲劇を巻き起こす可能性がある。
例え話す言葉が違っても、共通の論理構造の上でなされた会話であれば、コミュニュケーションは可能と思います。
そういった共通感覚を土台として持っているのか、甚だ疑問の相手と約束をするのは、やはり何かしらの理由があるのでしょうか。
たとえば、2年後に控えたプロレスのメイン・イベントの為、とか・・・。
まぁ、私ごときが心配したところで・・・、というのは置いといて、世界史上の愚行の一つとして、教科書に残されるような事態にはならないことを祈るばかりであります。