あれ、鈴虫が。

何やかやとひと段落着きまして、どれ、外は暑いんだろうかと窓を開けてみますと、リ~ン、でも、シャ~ンでもなく、よく聴けば、

しぃ~~ん、しぃ~~ん、

とでもいうんでしょうか、あえて言語化してみますると。

夏の盛りというのに鈴虫が鳴いてます。

遠くでは街灯に反応してるんでしょうか、蝉がジジジと言っている。
つうことは、一昼夜鳴いてるんでしょうか。
だとすれば、一週間の地上生活も3日くらいとか?

いや、鈴虫。

松虫?

いずれにせよほんとに鈴の音がするな~。

鈴が先か鈴虫が先か、そら鈴虫が先?

せやけどアレは、どう聴いても 「りぃんりん」ではないし、「ちんちろりん」でもないですぜ、旦那。
昔の人にはそう聞こえたということか・・・。

おわ!
めっちゃ近くで鳴きだした。
金属と翅(はね・字はこっちみたい)、全然素材が違うのに、ようこんだけ似たような音が出るもんだなと。

・・・と、次なる展開が思い浮かばんので、ちょっと調べてみましたら、面白い記述を発見。
曰く、

・昔(平安時代・・・なんで平安時代かというと、源氏物語等の文献に残るものとして、ということかと推測)の人と、
 現代人とでは、聴いていた鳴き声が違う。

・電話では、周波数が高すぎて鈴虫の鳴き声が聞こえない。

・鳴き方には、メスを呼ぶために複数のオスと争う鳴き声=「競い鳴き」、と、競争相手がいないときの鳴き声=「一人鳴き」があるが、現在は野山の鈴虫でさえ元は飼育・養殖されていたものがほとんどで、一人鳴きは純野生の鈴虫しかできないので、一人鳴きをきくことはまずない。

・江戸や猫はちさんは、「一人鳴き」をマスターした。

・↑因みに、「一人鳴き」のほうがもてる。

・↑ゆえに、猫はちさんは鈴虫にもてる。

(以上知識の宝庫!目がテン!より)

・・・う~む、そういわれると、聴きたくなるのが人情ですがな。

というわけで、ちょっとサウンドファイルでも落ちてないものか、探しにいってきます。

スズムシ・コオロギ (みぢかないのち・生活科のほん)/矢島 稔


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