それでもブログは続く・・・。

ブログネタ:あの曲の思い出 参加中

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そしてブログは続く・・・。

またもや、クチコミネタのお題で。

ゴロゴロしておりましたら、ふと、80年代MTV全盛期の頃聴いた曲が頭の中に去来。
この曲はなんだったかいな、と記憶をまさぐりますと、そうそう、エアチェック派(単純にレコードやさんがあまりなかったんです)だった私がリクエストしたあの曲だ・・・。

リクエストなんて七めんどくさいことは後にも先にもコレ一回ですが、あて先は NHK-FM クロスオーバーイレブン。
私の高校生時代の甘ずっぱい記憶は、キ~ンと冷えた冷気とともにそこにあるのです。

何で冷気かっていうと、想い出が常に冬とともにあるのですな。→東北生まれの東北育ち。

記憶+冷気=追憶、って感じなんですけど、コレはごく個人的な感覚なので、詳述は避けまして・・・、

リクエスト。

真冬の布団の外は息はやっぱり白い。
布団は電気毛布。
究極の頭寒足熱であります。
それから、23時に始まるクロスオーバーイレブンに耳をそばだてると。
日課みたいなもんです。

で、その曲は何かというと、当時全米NO.1ヒットを飛ばしたこともある、Wang Chung(ワン・チャン)の『To Live And Die In L.A.』

イギリス出身のグループです。
確か、当時は第X時ブリティッシュ・インベイジョン、とかナントカいって、アメリカにおける(『アメリカにおける』ってところが今は『ゲ~』ですが)イギリスポップスの勢いが強い時期でした。
で、このワン・チャンはというと、全米一位といってもその後はスーッとシーンから消えていったのですが、そのシーンから消える直前に、『LA大捜査線』とか言う映画のテーマを作ったんですね。
原題は曲名と同一なので、映画の為の書き下ろし、ということでしょうか。

で、それが、も一つ当時のお気に入りだった「ベスト・ヒット・USA」のエンディングにPVとともに一度だけかかったのです。

結構、地味な佳曲という感じだったのですが、LAはさておいて、曲の感じが、冷気→追憶ポイントにヒットしたのです。

ところが、ヒットもしませんで、どうやったらもう一回聞けるかな、と思ってリクエストしたと・・・。

結局かかったんですが、当時の私にとってのクロスオーバーイレブンで、その曲がかかるってのは格別なものがありましてね、ず~と、忘れていた曲ですが、今でも布団の中からの部屋の様子がまざまざと目に浮かびます。

それで、i-Tune ストアで一曲買いしてみた。

おお~。
当時とおんなじ曲だ。

ただ今一応ミュージシャンですから、その間の音楽遍歴を含めて

「80年代ぃ~?」

的なことになるかと思ったのですが、そうでもないです。

確かに80年代エレ・ポップ的打ち込みサウンドで、パーカッションの音源とか、現在の生々しいサンプリング音とかでは前々ないんですが、散りばめられ方がいい感じ。

カバサ、コンガ、ウッド・ブロック(コレがパターン違いでハイ・ハットと全く同じタイミングになるので、ウッドブロック一つで二つの楽器があるかのような効果が)それから、非常に奥まった遠景でなっているジングル。
これらを場合によって前に持ってきてたりして細かい。

シンセ・ベースが、どぎつい音色で「ゲ・ゲ・ゲ・ゲ  ゲ・ゲ・ゲ・ゲ」とやっておりますが、全くいやみがない。
同様に、ギターのコーラスもなかなか・・・、な音色ですが、やはり曲中で定位を変えたり、一回だけディストーション+トレモロアームでアクセント加えたり、効果的です。
シンセ系の音と、生ストリングスの重厚感も上手いことマッチングします。
ん?ドラム生だ。
要所要所にシンセのヒットが入ってるし、パーカッション全て打ち込みなので分からんかった・・・。
というか、気にならんかった、っていうか気にするのがどうかしてるというものですが、そこはそれ、純生モノ打楽器奏者なので・・・。

曲としてはさしたるアゲ・サゲ、盛り上がりはないのですが、終局に向かってジワ~~~と上がっていくというもの。
おんなじ唄延々繰り返すだけのヴォーカルに、こまかーいオケの変化でごく緩いクレッシェンド感をつけてはります。

あ。
この曲良いです。

再度気に入りました。
今日はこの曲を聴きながら寝ることに致します。

L.A.大捜査線/狼たちの街

↑へ~、DVDでてるんですね。
当時映画見ようと思ったんですが、劇場公開がなく(ウチだけ?)、関西に移住してからレンタル・ビデオで見たんですが、何も憶えていない。
多分面白くなかったんだと思います。


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