いわゆる民族打楽器というものは、湿気に弱いです。
生皮モノ・木製品が、素材として水分を含みやすい、というのは当たり前としても、出音の音色・飛び方が湿度によって全然違うのです。
ですので、屋外での演奏はなかなか難しい。
チューニングを上げればどう、という問題ではないのは、高湿度の元では、遠鳴り(生の楽器として遠くまで音が飛ぶ)し辛いことからも明らかです。
大昔、太鼓が通信の手段に使われた、というのはよく聞く話ですが、これも、楽器が乾燥した状態にあることと、気候が暑いとか乾燥しているとか・・・これらが二つながらに相まって、遠鳴りを生んでいたのではないかと思うのです。
まぁ、卵が先か鶏が・・・みたいな話ですが。
あぁ~、でも、祭囃子が曇りの日に遠くまで聞こえるんだよ、というような話も聞いたことがあるのを思い出しました・・・。
雲が天井の役割を果たすとか何とか・・・。
キィーッ!
これまた不発エントリでございました。