なくて七癖、悪い(?)癖。アゲイン。

某日、めったに腹を壊さない鉄の胃袋を持つ私が、久々に下痢をしまして。
なぜか幼少のころより、下痢の時には全裸になる癖があり、そうすることで、精神が開放され、お○も開放されるのであります。

今回も同様の行動をしておりますと、ふと、「カタルシス」と言う言葉が浮かびました。
「浄化」ですな。

癖というのは、私の場合マイ・ブームのごときものがあり、最近では「髭を抜く」というのもその一つです。
顔にあつらえている髭とは別の部位に生える髭を抜くのであります。
喉の周辺のものですね。

髭というのは面白いもので、表面に出ている部分は1㎜程度でも、皮膚に埋まっている部分は5ミリほどもあります。
大根を引っこ抜くかのような、爽快感というか達成感というか・・・があるのです。

同様な「引っこ抜き癖」については、毛穴すっきりパックがあります。
毛穴がどうこうなんていう、いわゆるグルーミング上のこととはまったく関係なく、単純に、毛穴の汚れが引っこ抜かれる、その結果が重要なのです。
これまた、美容的には、「すっきりパックは却って毛穴が開いてしまう」という噂がありますが、それもどうでも良いのです。
美容目的ではなく、あくまで「引っこ抜き」目的です。

人皆、様々な癖を複数持っているのではないかと思うのですが、私も同じで、そうした癖の中でも今回焦点を当てたのは、「身体の内部にあるものを、身体の外へ出す」という行為にまつわるものです。

そして、冒頭の下痢においては、身体自体をさらけ出すことが排出の行為同時になされており、そのとき浮かんだ言葉は「カタルシス」。

浄化とはキレイにすることなので、「汚物を」排出するという意味での「浄化」でも良いのですが、何となく、「外に出す、排出する」こと自体が、「カタルシス」では無いかと。

そこで、ちょっと調べてみますとカタルシスとは、

ギリシア語で、元来は医学用語で、薬剤を用いて吐瀉ないし下痢を起こさせる事をいった

という記述がありました。

また、 音楽や文学、演劇などの 連続性のある芸術作品においては、

あるポイントを境にそれまで準備され蓄積されてきた伏線や地道な表現が一気に快い感覚昇華しだす状態

心理学(フロイト)的には、

・抑圧の解放

といった意味合いがあり、

なるほど、私の「ひっこぬく」とか、「全裸排便」とかは、実際に感得される快感以前に、「行為する」という状態そのものが快感につながっているのだろうと。

と、まぁ、カタルシスだ、浄化だ、言い出した割にはさほど深化することもなかった訳ですが、、結果的に何が言いたかったかというと、私の癖、

・ひっこぬくのは愉しい。
・全裸排便(*下痢時のみです)はスッキリする

といった具合です。

カラダ浄化大作戦/石原 結實


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1件のコメント

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    あはは。このエントリ、面白いです。ちょっとびろうな話から、カタルシス、フロイトに行く流れがツボでした。

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