昨年、超地元の小学校より以来があり、つい先日演奏して参りました。
なぜに「超地元」かと申しますと、これまた「或いはパパ木村と呼ばれる」所以によるものでありまして、地域に密着した生活者としての私がいるからであります。
それはさておき、この度はひきたま さんにお願いして、ひきたまさんの楽曲をデュオで演奏させて頂きました。
ひきたまさんは、ソロでの活動から、最大6名のひきたま&ドゥンドゥンサラサのバンド編成での活動まで、様々な編成でのマッチ・メイクを繰り広げられており、その中で度々木村も招集して頂いております。
基本的に「呼ばれて飛び出て」系のミュージシャンである私は、普段はMCを振られても「ごにょごにょ・もどろ」と、余り弁の立つほうではございませんが、今回はそういうわけには参りません。
ある意味今回は企画者でありますから、ある程度の仕切りをしなくてはならなかったわけでして。
私が仕切らなくてはならない場面などというのは、うるう年程の頻度もありませんから、一念発起しておりましたので、ひょっとすると、必要以上に力んでいたかもしれません。
更には、聴衆の皆様は、地域に密着した生活者としての私にとって、おしめの取れない頃から良く知る近所のがきんちょを含む97名と、その保護者の皆様でありますから、普段とはまた違った緊張感があったのであります。
そしてそして、企画段階から当日まで快く賛同して下さった、ひきたまさんのご助力も頂き、盛況のまま催しは終了いたしました。
・・・数日後、同じ集合住宅に住む、当日も参加していた女の子と共用廊下ですれ違いました。
普段は私が「おっす!」と声をかければ、彼女は柱の影ではにかむ、そんなシャイな関係の「近所のおっさんと近所の子」であります。
その時も、「おっす!」と声をかけますと、やはりはにかんだ様子。
いつものようにすれ違い、自分の部屋へ向かおうかとする私の背中に、
「この前すごかったな~」
「また、聴かせてな」
・・・あぁ、良かった、やって良かった。
気の利いた相槌もうてず、ええ年の男がはにかむ(キモっ!)、真昼間でありました。