↑なる流行語が、80年代にTVなどで取り上げられていた記憶がありますが、当時のおじさん達によって、チョコチョコ批判されてたりしたような気もします。
主に女子大生の間で流行ったと言うことですが、なんですか、私の地元では一向に聞かれることはなかったわけですが、本当にはやったのかどうか、よくわかりません。
当時としては、深夜番組の「オールナイト・フジ」に見られるように、「女子大生」がトレンド(?)だったようですが、うちの田舎で女子大生を見かけることは、まずない状態だったので、これもよくわかりません。
さて、この「エ~!ウソー…」なる言葉がなぜにおじさんたちの不興を買ったかというと…、
・現在まで連なる、「かわいい~」という語によって、形容詞のボキャブラリを一極化してしまう、言葉の貧困への動きが一つ。
・一つの物事に対して、「ウソ~」、と、「ホント~」という反対の概念を持ち込む脈絡のなさ。
・単純にアホっぽい。
などがあると思われますが、
二つ目のことに関しては、何かをいうと、「ウソ~!」と言われ、ホントのことを言ってるのに感嘆詞がそれだと、なんかムカつく、てな感覚にも似ているような気がします。
ふまえて。
最近は相槌として、「ホントですか?」がはやってるような気がします。
関西だったら、「ホンマですか?」になるのかな?と思いますが、これがどうして、「ホントですか?」みたいです。
で、「ウソ~」と言われてむかつくと言っておきながら、「ホントですか」と言われてもムカつくという話なのですが、ま、これも使いようでしてね、例えば、病院とか、銀行とか、或いは公的機関などで言われたら腹立つかな、と。
「本当(ホントウ)ですか?」ですらないわけです。
「左様でございますか?」とかいい言葉は沢山ありそうなものなのに、「ホントですか?」て…。
いやいや、と言うのもズバリ個人的経験による、いつものボヤキなんですがね、病院に問い合わせの電話をかけたら、受付嬢がやたら使うわけですよ。
それも、病院側が指示した内容に基づいた手続きをしようとしているのに、その「病院が指示した内容」について、「ホントですか?」と言う相槌をされるわけです。
よしんば、情報の伝達が上手に行っていなくて、「自分ひとりの判断では…」、と思ったとしても、言葉の選び方一つで相手を不安にすることもあるんですがね~、特に患者は素人な訳ですから…。
と言う訳で、自分も言葉遣いに気をつけようと思いました。
という、前向きなオチです。