今は昔、学生時代の私は現在同様、不埒な欲望により生きておりました。
自らの意志により、大学に残り研究に明け暮れる筈・・・が、院二年生の頃に、回れ右!で音楽方面へ。
故に、「驚くほど本を読まない学生」として、それは恐れられていた、あいや、失笑をかっていたとでも言いましょうか。
が、何故か非常に独創的な研究をしておられた、Gさんという方はそんな私の行動にも非常に理解を示してくれ、ことあるごとに叱咤激励してくれたものでした。
「木村よ、芸術に必要なのは『3無』やで。無軌道、無反省、無○○」
最後の一つがどうしても思い出せないまま早10年。
思い出せやしないかと、いつも心に引っかかっております。
いずれにせよ、この三か条を体現するにはあまりに小市民なわけですが。
ん?
まてよ、
舞台の上に限定すれば、出来ないことも無いような気がしないでもない。
取りあえずは「○○」に当てはまる言葉でも想像してみようか・・・。