今年初めのライブはどうだったのかというと・・・。

いや~、年末から新年にかけて故郷ネタが続きましたが・・・、ふるさとは良い。
と思えるぐらいには成長(?)したのかな・・・、なんて思ったりして。
しかし、懐かしさ半分、あとの半分は、なかなかどうして、わが故郷のことなのに知らないことが沢山あるものですな。

そして、帰阪。
そうそう、帰省したのに帰阪するわけです。
ことしから、関西での生活の方が長くなっていくのです。
19年目。
思えば遠くへ来たもんだなし。

で、1/5はライブ初め、「堀村勇二郎」、というライブです。
堀越大二郎、田口勇一郎、木村和人、と。
お座敷ライブ、というのもオツなもので、ちょうど良いお客さんの入り具合で、終始和やかな雰囲気で進んだわけですが、パーカッション×3という編成ということは、「和やか」だけで済ませるわけには行きません。
せめて、5分に一度は血を流さなくてはならないと私は思うのですが、それができたかどうかはお客様のご判断、という事になろうかと思いますが・・・、

お客様の中には、なんと、我が師・中村岳とタムタム横沢氏が!
このお二人の前で、パーカッション・トリオとは!

私が初めて「本格的な」パーカッションの演奏を生で見た・聴いたのは、このお二人がやっておられた、

ダダム

というパーカッション・トリオでした。
どんな強烈なものであったか、これは、筆舌し難い。
筆舌し難いものを創っておられた方々の前で、同様の編成での演奏、ってのは中々のプレッシャーがあるのですが、しかし、緊張感は持ちつつも緊張はせず演奏したつもりであります。

というか、緊張している暇が無い?

ごくごくゆるい規則それ以外でことが進んでいきますから、いわゆる、ソロバッキング的な音だけではダメだし、「A→(ならば)B」の間の矢印の部分は百万通りあらなければならないと思うんですがどうでしょう。
今回の演奏の場合はBがCになっても良いし、他のどんな音楽でも「矢印=百万通り」はあって然るべきと思うのです。

思えば、それが当たるか外れるかということは、さほど重要な事ではなくて、そこへ向かう動きの生々しさみたいなものが、演者同士で・お客さんと、共有できるかどうか、って事のほうが大事かな、とも思ったりするわけです。

・・・と、話が、「今年初めのライブ」から、どんどん離れていってしまったのですが、多数のお客様から暖かいお声がけを頂いたこと、私のMCがまずいこと、は確かなようです。


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Pass the pulse!

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