夏至 らしくない夏至ですが、それが内容ではなかったりして。
久々に3本コンガ(ブログ・トップで私が叩いている楽器です)で演奏しようと思って先日キント(コンガ・・大・中・小・の小)を久々に皮を張り替え、昨日は晴れていたので外に放置したのですが、帰宅するとまだ乾いてない。
う~む、明日使いたいのだが間に合うのか?
とりあえず、内側から布団乾燥機かけるか・・・。
因みに、今使っているコンガは非常に重く、頑丈である。
ほんで、脈絡もなく、鍵盤のY氏が大分前に言っていたことを思い出した。
当時、電子ピアノを買い換えようかなと思い、どんなのがお勧めですか?と訊いたところ、タッチの話になった。
電子鍵盤で、タッチがセールス・ポイントの一つになりうることは、よく知られている事だが、実は、
鍵盤を叩くという感触
を追求した商品はあまりないとのこと。
で、お勧めはCASIOの、そうは高くない、というかむしろ安いものだったような覚えが。
そうそう。
叩く感触。
割とヘビー・ヒッターの部類に属する私は、叩きごたえのある楽器が好きである。
ヒタヒタ・じわ~ッと、にじり寄り、最後には、ずどん!と振りぬくのが気持ちいよい。
なので、重厚な楽器がすき。
で、カホン。
カホンは板を叩く楽器なので、その成り立ちからして手を苛めるわけだが、市販のものではなんとも頼りない。
最も重要なハイとローの分離、それから叩き心地、これらを併せ持つ師匠・メイドの楽器を愛用しているわけだが、私の周りのミュージシャン達は自分でカホンを作る人々が多い。
で、よくよく考えると、そのカホンたちはそれぞれの個性を持っている。
叩き心地も千差万別、音も然り。
それはすなわち、
その楽器が出すべき音
それぞれのアンサンブルの中での役割、
を反映して作られる。
ところがこれは、各々のビルダー(=ミュージシャン)が信じるところのもの。
つまり、各個性によって違うというわけで。
それが、楽器の個性にも繋がっていると・・・。
何故に、皆が作り続けるのか?
恥ずかしながら、最近やっとこさ分ったところです。
多分、5年以上ぶりに作り始めたカホン。
「作った~、出来た~、叩いた~」
ではなくて、スタート・ラインに立てたかな?というところ。
うまく出来るといいな・・・。