夏の終わりに、キリリと冷えた冬の少年時代を思い出す。

青春ソング、教えて ブログネタ:青春ソング、教えて 参加中

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上のお題です。

・・・そして、上記タイトルです。

もう何度も書いてきているのですが、私、18の年まで福島県は会津若松にくらしておりまして、当時はお気に入りのレコードやさんなどなかったので、ひたすらエア・チェックしていた時期があります。
FMステーションという雑誌を購読してみたりしながら。

まぁ、とはいっても、民放のFM局は当時福島には無く(今はあるみたいです)、NHK-FMの番組しか聴けなかったんですがね・・・。

いままで数回、中・高生時代にエア・チェックして聴いていた、思い出の曲を記事にしてきましたが、今回もそんな感じです。

つい先日、急に聴きたくなったのがこれ↓

神秘の声/ブルガリアン・ヴォイス

ピーター・バらカンだか、教授だかの番組でかかったんですな。
確かこのときは、録音してなかったのでエア・チェックは失敗したと。
しかし、鮮烈なイメージは残っていたので、関西に出てきてからCDを探し出してゲットしたと。
要は、田舎では見つけることができなかったわけです。
当時は、ネットも普及していなかったし、やっぱり、情報の地域格差はあったと思います。

内容はというと、ブルガリアの合唱隊が基本アカペラで歌っているアルバムで、いわゆるクラシック的な合唱とは違って、声は地声に近く、和音だか不協和音だかわからない音の合わせ方とか、ビブラートというよりコブシというか、何せ東北の高校生に鮮烈なイメージを刻んだと。

未だに、それを聴いた情景が手にとるほどに浮かびます。
布団から顔だけ出して、ヘッドホンで。
吐く息は白い。

そこに、ピーンと張り詰めた歌声。
何じゃこりゃ?
てなもんです。

私はいろんな編成で、いろんな音楽を演奏したり、聴くものも広く浅く色々と。
でも、たまに合唱ものが聴きたくなります。
といっても、新しい分野を開拓するとかではなくて、このCDのように持ってるものを掘り返してくるぐらいなのですが。

たぶん音楽の始まりは歌であって・・・、てなこと考えて聴きたくなるわけではなくて、聴きたくなって聴きます。
単純に、あぁ、人間ちゅうのはすごいな~、と思ったりします。
僕は打楽器を使いますが、身一つの人にはかなわんな~、と思います。

ところで、わたしはずっと、これは民族音楽なんだと思っていたのですが、そうではないようです。
1951年にフィリップ・クーテフという人が設立した国立合唱団のアルバムタイトルが『ブルガリアン・ボイス』ということであって、ジャンルを示すわけではなく、「ブルガリアン・ポリフォニー」という呼称も見られます。

なんだか色々ありますな~。

自分ではまったく歌えませんが、青春ソングのお話でした。

〈カリブのうた3〉カリビアン・ポリフォニー~ベネズエラ極彩色コーラスの魅力/オルフェオン・ウニベルシタリオ


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