思ったとおり、2000人にごぼう抜かれた模様です。
また、地道に順位を上げていこうかと。
さて、続・節分ということで、本日は「恵方巻き」について。
こういう豆知識物が増えておりますが、実は私一般常識について驚くほど無知であったりします。
なので、そういうところも、ここに記述したりしつつ、古い慣わしなども知識として仕入れていこうかと思っております。
皆さん既にご存知でしたら、するっとスルーしていただければよいかと存じます。
恵方巻き、これまたググレば膨大な検索結果にたどり着きますが、なんとなくバレンタイン的商業先行のムーブメントのような、印象がありますが、実は、その発祥は意外に古いようで、江戸時代末期にはさかのぼれそうです。
大阪船場の商人たちの商売繁盛の祈願ごととして始まったということで、むしろ、商人たちの間だけで行われていて、それを商業と結び付けようという意図はなかったようで(チラシなどもあったはあったようですが、これまた、大阪・船場の商人間のものという意味合いが強かったようです)。
それが、戦後いったん廃れ、再び日の目を見るようになったのは、74年以降(60年代の説もあり)、大阪市・道頓堀の海苔業者たちの、オイルショック後の販促キャンペーンとして復活、とのことのようです。
ここからは、明確に販促のための「恵方巻き」となっていきます。
あ、因みに、販促だからNGという感覚は全くありません。
むしろ、古くからの庶民の慣わしと結びついたような、行事・言い伝えなどは、商売と絡めてでも保存してほしい。
そう思っております。
それから、全国展開・・・というわけですが、これは広島のセブンイレブン経営者の発案だそうで、時は1989年。
西日本を中心に販売地域を徐々に拡大し、全国展開をしたのが1998年。
その後、そのほかのコンビに・チェーン、スーパーが追随し・・・。
なるほど、私は関西に転入してくるまで、「恵方巻き」を知らなかったのですが、私が転入したのが1990年、知らなくて当たり前のようです。
その後関西に居座り続けておりますので、恥ずかしながら、関西限定のイベントと思っておりました。
おっと、肝心の節分と「恵方巻き」との関わりは、今年の吉方を向いて、無言で、或いは笑いながら(諸説あり)一本食べきると、その年は無病息災であるというもの。
なぜに巻き寿司かといいますと、「福を巻き込む」の意のようであります。
さらには、「縁が切れる」ので、切ってはいけないと。
ということで、恵方まきを食し、その後豆まきをし、年の数だけ豆を食べる、というのが、東北系関西人である私の、正しい節分の過ごし方のようです。