さてさて、鳩について書き残したのは、平和のシンボルとしての側面ですが、こんな記事を発見しました。
話は旧約聖書の「ノアの箱舟」にまで遡る。洪水の中を箱舟でさまよっていたノアは、放ったハトがオリーブの枝を加えて戻ったのを見て、水が引きはじめたことを知った。ハトが吉報を知らせてくれたことから、平和の使者扱いされるようになったのだ。ベトナム戦争時にはハトの足跡をかたどったマークが「ピースマーク」として広まり、さらに画家のピカソが世界平和会議のポスターにハトを描いたことが、ハト=平和のシンボルのイメージを国際的に定着させた。
引用元:R25.jp
これを発見する前にたどり着いたサイトではピカソについてしか書かれていなかったので、割と歴史が浅いシンボルなのかな、と思いましたが、旧約聖書まで遡るとなると、「ふむふむ」という感じ。
別に権威主義とか何とか言うわけではないのですが、ある程度の「へぇ~」という感覚がほしいのであります。
というのも、私は「ことと次第」、「ものの言われ」について興味があり、それは、「自分が知らず、しかも周知の事であり、さらには慣用的に使っているような事柄・ことば」について「どちて坊や」になっているのです。
しかし、その大元が、単に「商業・政治主導の意図的に作られた」理由によるのでは、あまり面白さを感じないのであります。
してみると、例えば以前のエントリ、「夜に爪を切ってしまいました」、「河豚のお話」、に見られるような、民衆から生まれた俗説や言葉の由来が(私は)面白いと感じるようで、それは、上述したような作為的なベクトルとは逆に、自然発生的、というか、「そう言わざるをえなくなった」というような力強さがあるからではないかと、思うわけであります。
・・・で、鳩についての記述に戻りますと。
ピースマークが鳩の足跡ってのも知らなかったのは、ひょっとしてとても恥ずかしいのではないか、ということは置いといて、ピカソと鳩については、もう一ひねり、こじれたお話があるようなので、また機が熟しましたら・・・。
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木村さん、どうもです。ブログ楽しく見させていただいてます。
先日の記事「野生を忘れた無礼者」・・まったく同感です。この鳩ネタ、我が家であまりにもタイムリーだったので、コメント、というか出来事を書かせていただきます。実は5月の連休前後から、我が家のベランダに鳩が寄り付くようになりまして。初めのうちは、窓を開けると驚いて逃げてたので、それほど気にもしていませんでした。ところが日に日に図々しくなって、近頃では窓を開けても逃げるどころか睨みつけてくるようになりました。(2羽のうち身体の大きなオスのようです。)さすがに腹が立って、「捕まえてやる」と近くにあった虫取りあみをパサッと一振り。何と!あっさりと捕まえてしまいました。「逃げろよ」いやむしろ「逃げてくれ!」捕った瞬間に頭に浮かんだことは「このまま5回転ほど大車輪のように回してやれば、2度と来ないだろう。」すぐに回し初めて2回転したところで、バタバタと暴れだして逃げてしまいました。「しまった。あと3回転すれば2度と来なかったのに」と根拠のない敗北感を味わった私です。そして翌々日、また来たんです。しかも、痛い目にあったはずの「あみ」の中に枝を運んできて巣を作ろうとしてました。どこまでも図々しい奴め!今日こそは5回転してやる。しかし鳩もバカじゃない。ニ度までも同じように捕まえることができるとは思えない。・・しばらく睨み合い・・。さながら巌流島対決です。しかし何の策もない私は前回と同じように斜め上からパサッと振りおろす。鳩は羽ばたいた。(前回は歩いてかわそうとした)でも遅い!またもやあっさりと捕まえてしまった。「逃げろよ、不甲斐ない奴め」そしてやってやりました5回転。これで二度と来るまい。
ところがその翌週、また来たのです。「どうなってんだ。5回転してやったのに。(根拠無し)」でも、よく顔を見ると小次郎じゃない。新手の敵か!!
もう諦めました。疲れました。結局、ベランダに鳩よけネットならぬ「簾」を設置することになりました。逆転負けの気分です。情けない。長くなりましたが、こんな出来事があって「野生を忘れた」の記事に、その通りだと思ったわけです。しかし「平和のシンボル」にこんなことするなんて。
※鳩好きの方、ごめんなさい。決して鳩をいじめた訳ではありません。怪我は負わせていませんのでご容赦ください。
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これはどうも!
コメント有難うございます。
生活に忍び寄る鳩の魔の手ですね。
それにしても、私はそこまで実害をこうむっていないので、日夜戦っておられる状況を聞かせていただくと、なんともまぁ、やはりその図々しさには呆れかえります。
簾で撃退、もうそれしかなさそうですね。
入ってこれなければ、彼奴もどうしようもないでしょう。
ところで、ピカソのこじれた話っていうのを本編で匂わせましたが、どうも、鳩好きではあったようですが、「全く持って信用できない動物」と思っていたようです。
なぜにそんな風に思っていながら好きだったのかは理解に苦しむところですが・・・。