ふぐ、お魚の河豚ですが、かわぶたと書いて「ふぐ」なのは、膨らんだ姿を豚に見立てたものではなく、身の危険を感じると豚のように鳴き声をあげる事から来ているそうです(聞いてみたい)。
因みに中国語では「鮭」の字を充てるそうです。
山口県は下関の特産品として有名ですが(実は漁獲量は多くないそうです)、下関では、「ふぐ」ではなく「ふく」と呼びます。これは、
①福の意味。
②「ふぐ」では「不遇」などを連想するから、それを避けて。
③さばいた身は、さらし(布)に巻いて一晩寝かせて刺身を引くので「布久」。
など諸説あり、特定は出来なさそうです。
因みに貝塚などの遺跡から、日本では6000年も前から食用されていたそうです。
?、毒はどうしていたのでしょう。
現在は、ふぐの処理及び取り扱いに関する条例があり、「ふぐ調理師免許(様々な種類あり)」がないと取り扱いできないとのこと。
果たして6000年前に、毒性部位の除去に関するノウ・ハウが合ったのかどうか・・・。
昔、高校の先生が言った事には・・・
一人目→まるごと食べて当たって昇天。
二人目→任意の部位を取り除いて食べて、やっぱり昇天。
三人目
・
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・
X人目→危険部位特定。
「そんな風にふぐを攻略したんだ」と言っていましたが、どうなんでしょうか??
因みにこの毒にあたると、極めて生存率は低いと言う事で、「てっぽう」《=滅多に当たらないが(昔の鉄砲はなかなか当たらなかった)当たると死ぬ》という、呼び方もあるようです。
料理名の「てっさ」「てっちり」の名前の由来はここから来ています。
何でこんな事を書いているかと言うと、食うてきたからなんですね~。
てっさ。
てっちりに入れた白子。
年に一度のお楽しみです。ご馳走様でした!
ふぐについて:ウィキ