281:消えた107匹とその後の水草畑。

第1クールの稚魚達は、2週間を越えたあたりから群れが崩壊していき、親達の手に追えなくなり、育児放棄せざるを得ない状況に。
その後、親達は第二クールの産卵、孵化、育児モードに入ったが、今回はメスだけで育てることになったようで、オスは体色が抜けるほどにメスからマークされ、追い立てられてました。
最も正確に数える事が出来た時のカウンターはこちら、107。
第一クールの稚魚達は、この頃になると、弱い個体は草の影に消えた模様で、一体何人が生き残ってるのか分からなんだけども、それでも30はいらっしゃると思う…とか、おもてたら、ある朝第二クールの子達は誰もいなくなった…。
容疑者は、白コリとオス。
ホントのところは謎ではあるが、恐らくはオス?

オスメス共に体色は薄くなったので、束の間の休息@繁殖行動…と言ったところかしら。
それにしても、このカップルは体躯に関係なく、気合に勝る方が主導権を握るようで、その力関係の推移がめまぐるしい。

ところで、スネールイーターとして迎え入れられたのに、こやつらはその職務は全く忘れたようで、おかげさまでヒラマキガイは、じわじわと増えていっとります。

第一クールの子らが、その任務を受け継ぎ全うすることを祈るモノでありますが、此奴らを迎えたお陰でエビは入れれなくなったので、逆にスカベンジャー(苔)としてヒラ巻貝を放置するのも悪く無いのか?などと思ったりもしたりして。

そんな、生体推移をしながら、水草畑は好調なやつは好調、逆もまた然りなのはいつものごとし。

好調のバークレア・ロンギフォリア・レッドの花茎ロケットは、水中で開きだしたのですが、今まで咲いた花の中ではピカイチのグロテクスさ。

緑の部分も開きそうな佇まいで、いずれにしても気持ち悪し。

で、水草畑の全体像はこちら↓

ちょっと撮影の角度を変えただけで、色目が変わってしまって、うーむむむ…ではあるが、左奥のロトラ・ロトンジフォリア・スパイキーが、今まで導入したロタラの中では、最も好みの茂り方。

真っ直ぐ上に伸びていくのが良い。
で、実は一株買いを2週間ほど前にしてて、ピンナティフィダですよ、おっかさん。

私の水槽ではらピンナティフィダがまともに育った事が無く、4度目のトライかな。

普通は3回で辞めるんだけど、魔がさして。
購入時に1番若かった葉は半水中葉的なことになり、その後現れた二対は、より水中葉に近いカタチになってきました。
この辺りには、Cry.キーもおるんですが、じわーと、矮小化して葉数が増えまへん。
うちの水槽で幾度となく導入した、ウェンティ以外のクリプトは、不思議と溶けたことはないけど、ただただ衰退する。
それから、養生→復活ならなかった、ブセのメタルグリッターとディープパープルもおる。
で、ここ数ヶ月思っていたこと、
「水流が弱いよな」
を改善すべく、2213から2215に変更してみた。
第一クールの子らの泳ぎはしっかりしてるし、第二クールの子らがいなくなったからには、あまり気にすることもあるまいと。
2213と2213サブから、2213サブと2215へ。
我が意を得たりの、ちょうど良い水流で、洗濯機になることもなく、かつ、水槽の隅々まで水が動いている事を実感。
水流について思ったのは、前述のロタラと、アラグアイア・ミズマツバの成長具合が、移植したさいにハッキリ出たから。
この2種をほぼ同じところで入れ替えたわけですが、水流の直接当たるところと、ほぼ当たらないところで、2種とも図ったように成長のスピード、葉の状態を変えたのであります。
ゆえに、今まで育たなかったものたち、調子が一向に上がらない者たちにとって、これが良い結果をもたらす事を祈りつつ。
一月くらいで、結果はでるかなー。
このさい、黒ひげがチョロチョロ出てきたけど、ここは我慢。
サイヤミさんが成長すりゃ、なんとかしてくれるだろ、と。
繰り返しますが、エビ入れれないんで。
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